理学療法士が解説する!ナローデッドリフトとスモウデッドリフトの違い!
2024.07.10
デッドリフトのバーを持つ幅を解説していきます!
今回は2種類を比較してお伝えします。スモウデッドリフトとナローデッドリフトですね。
スモウデッドリフトは、両足の内側でバーを持つ構えからスタートします。
お相撲さんみたいなポーズからそんな名前になっているのだと思います。
対してナローデッドリフトは、両足のすぐ外側でバーを持つ構えです。スモウデッドリフトに比較して、足幅も狭くなります。ナローは狭いって意味ですね。手幅も足幅も狭めになります。
スモウデッドリフトはナローデッドリフトと比較してバーの移動距離が短くなります。
移動距離が短くなる分の負荷は減ると考えられています。
図をご参照ください。ちょっと雑な絵で申し訳ないですけど(^_^;)
競技で重いものを持ち上げる場合は、移動距離が短い方が有利に働くということです。
他にも働く筋肉として差があります。
スモウデッドリフトは股関節内転筋(内ももの筋肉)の活動がナローデッドリフトに比較して高く、ナローデッドリフトは比較してハムストリングスの活動が高くなると考えられます。 内ももを使いたければスモウ。もも裏を使いたければナローって感じですね!
ちなみにめっちゃ手幅を広くバーを持つスナッチグリップという持ち方もあります。 これはスナッチと言ってバーを頭の上に一気に持ち上げるときに、移動距離を短くするために行っているものです。
もし興味があれば、Youtubeなどで「スナッチ」「デッドリフト」を検索してみてください! よりイメージが湧いてくると思います!
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