こんにちは❗️
トレーナーの林です。

勉強したことが頭に残り続けるように、筋肉にも記憶を保持する能力があることをご存じでしょうか❓
今回は、そのお話をしていきます。

厳密には、脳が関わってくるのですが、脳と筋肉に刺激が入ることで体に変化を起こしていく作業がトレーニングやストレッチです☝️
一回だけでは変化が起きないので、定期的に体を動かすことで少しずつ体に変化が起きるようにしているのです❗️

記憶は「短期記憶」と「長期記憶」の2つに分類されます。
短期記憶は後頭部にある小脳というところに蓄えられ、繰り返し運動を行うことで、長期記憶に移行します。そのほかにも、「海馬」という場所が記憶に関わっています。

長期記憶に移行してしまえば、体が「覚えた」状態になり、動作が安定していく段階に移っていくのです。
はじめは自転車を上手くこげなくても、少しずつ漕げるようになることに近いのではないかと思います。

筋肉においては、デスクワークなどで体が固まっている状態が長く続くと、体もそこに適応しようとします。

せっかく体を動かすのであれば、固さをとってあげてから運動したいですね💕

ストレッチや筋膜リリースなどで固いところが動きやすくなる状態を作り、運動で筋肉に刺激を入れて脳と筋肉に記憶させます。
言葉では簡単ですが、これを継続することが難しいです。

そのため、一度にあれもこれもと取り組もうとせずに、やることを絞って行う方が良いかと思います。
日々の積み重ねになりますが、運動の効果を引き出すためにも大切ですよ😉