皆さんこんにちは。
トレーナーの林です。気温が高い日が続いておりますが、どのようにお過ごしでしょうか。

運動をすると体の中で炎症が起きます。

炎症自体は休むことで徐々に回復していきますが、直射日光や高い気温で炎症が治まりきらないことがあります。

夏場は運動を終えても、体が火照りやすい時期で、体温が下がりきらず疲れが抜けきらない状態が続くと、ずるずる引きずってしまうんです・・・。

体には表面体温と、深部体温があります。
表面温度は名前の通り皮膚の温度で、深部体温は基本的に一定に保たれているのですが、上がってしまうことで弊害が多々あることをご理解いただけると夏場の運動や体つくりに活かせるのではないかと思います。

深部体温は内臓や体の中心の温度のことを指しているのですが、高い状態が続くと体に悪影響を与えます。

生活を営むうえで、人は起床してから徐々に体温が上がっていきます。
1日の活動を終える夜には体温は下がっていくのですが、そこで下がりきらないと、不調が生まれます。
体が常に暑い、疲労感がある、寝付けないことはリカバリーを測るうえでマイナスなのです。

スポーツの現場では、夏の時期になるとアイスバスで体を冷やしています。
大きなポリ容器に水と氷を入れて体全体をアイシングすることで体のケアに努めています。

脇や、首元を冷やすだけでも深部体温は下げることができますね。
体は直射日光の暑さや運動による発熱で熱を帯びている状態です。
その状態からいち早く通常時の体温に戻してあげることが大切です。

アイシングは保冷剤でも代用できますし、紙コップに水を入れ、冷凍庫に入れて凍らせたあとに肌に密着させるアイスマッサージも良いでしょう。
肌が敏感な方や冷たさに慣れない場合はタオルの上からマッサージをしてあげると冷たさを緩和できます。

夏はまだ始まったばかりです。
体調管理に気をつけながら、1日を過ごしていきましょう!