股関節の痛みとはコレでおさらば❗️2分で解消、股関節ケア
2022.05.31
こんにちは
トレーナーの菅原です❗️
先週土曜日、世界最高峰の障害物レース大会と言われるスパルタンレースin東京ドイツ村に参加してきました🏃♀️🏃♂️
前日が雨降りだったのに、当日はギンギンの太陽照り付けMAXで受付で並ぶところから暑さとの戦いでした 笑
ホントに暑かったです💦
距離は10km、障害物25個のSUPERというカテゴリーにチーム6人で参加。
今回はアローのお客様もお誘いして一緒に参加しました👍
ドイツ村のコースはみかん畑をひたすら走るところがあり、急斜面を登ったり降りたり、めちゃきつかったです😫
でも、全員無事に完走できました🏅
ご参加いただいた皆様本当にお疲れ様でした〜💕
トレーナーとして今回参加して感じたのは、ただの筋トレ、ただのランニングだけではなく、色々な場面を想定したトレーニングの大事さを感じました。
いいパフォーマンスというのは逐一変化する環境に合わせた能力発揮ができたときに初めて達成されるもの😎
今回はそれを直に感じた大会でした☝️
次は9月に新潟ガーラ湯沢の大会に参加してきます❗️💨
さて、本題に入りますっ😉
今回は股関節の痛みを抱えた方に呼んでいただきたい内容です。
最後には股関節のケアを載せているので是非最後まで読み進めてくださいね💕
人とゴリラの違い
元々四つ這い動物だった人間は、進化の過程で道具を使うようになり、手は体重を支えるというより道具を扱うように変化しました🐒
一方で股関節の身体を支える役目は変わらず、むしろ腕を体重の支えに使わなくなった分より大きな力が必要になりました。
ゴリラと人間の股関節を比べてみます👀
ゴリラは二足で立ったりするんですが、基本は手で床を押しながら四足歩行のように動きます🦍
ゴリラのお尻を見たことありますか❓
人間のお尻とはちょっと形が違います。
何が違うかというと、お尻が小さいんです。
つまりお尻の筋肉が小さいということ☝️
対してヒトは二足歩行で上体を起こしています。
上体を起こすには股関節を伸ばさないとならないので、股関節を伸ばす大殿筋がゴリラより発達しています。
ヒトの股関節はよりバランスを取るために、より機能的に使えるように進化を遂げてきたのです。
股関節はどうして痛くなるの?
身体の中で股関節と肩関節は他の関節と比べるととても自由度が高く、色んな方向に動く関節です。
例えば、肘や膝の関節は扉の蝶番のような形をしているので一方向にしか動きません
それに対して股関節や肩関節はプラモデルの関節のように球体がソケットに収まったような関節の構造をしています🤖
この構造のおかげで、股関節や肩関節は曲げたり捻ったり色々な方向に動ける関節として、身体の中でも特に大きな役割をしています🤔
そのため、肩や股関節はその動きを制動するために沢山の筋肉がくっ付いています。
関節の周りに色々な筋肉がくっ付いていることで様々な方向へ動かせるという感じです。
ここで問題となるのが、色々な筋肉がくっ付いているが故に故障しやすいってところです💀💧
家電製品を考えてみてください💡
最近は色々な機能が付いていますよね📺
でも、昔の家電製品と比べて故障しやすいと思いませんか❓
いまだに昭和の黄緑色の3つボタンの扇風機は動くのに、最新の扇風機は壊れやすい 笑
これは色々なシステムが備わっているが故の問題で、
何か一つの機能がダメになってしまうと他の機能も追随して壊れてしまうっていう😹
それが新しく家電製品を買い直す販売側の戦略もあるのかもしれないですが、、、
身体の場合は、新しく交換するってことはできません😓
股関節で考えると、腹筋も太ももの筋肉もお尻の筋肉もくっ付いています。
股関節の構造は先ほども説明したように、骨盤(ソケット)に足の付け根(球体)が収まったような形になっています。
この球体が綺麗にソケットにはまり込んでいればいいのですが、これが綺麗にはまり込んでいないことがよくあります😨
つまり股関節がちょっとだけズレてしまっている状態。
この状態で動いていると股関節が痛みやすくなります💣💥
なぜ、このようにズレが起こってしまうのかというと、腹筋、太ももの筋肉、お尻の筋肉の緊張のバランスが崩れることで起こります。
逆をいうと関節が綺麗に滑らかに動けるには、関節の周りの筋肉がバランスよく張りを保っている必要があります。
例えば、フィットネスジムによくあるレッグエクステンションのマシン(座ったまま膝を伸ばすマシン)を、右足だけ過度にトレーニングをしたとすると、右ももの前側だけ筋肉の張りが強くなります。
すると筋肉の緊張のバランスは崩れて、股関節の球体とソケットのハマりにズレが起こってきます。
このようなズレがあったまま股関節を動かしていると、どこかの組織は引っ張られたり、どこかの組織がぶつかってしまったり、負担がかかっている部分で炎症が起きてしまったり。。。😱
このような関節のズレが痛みを起こす引き金となっていることも多いようです🥲
バットグリッピングとは?
なかなか聞きなれない言葉かと思います📖
股関節の痛みの中でも、特に足の付け根の前側(鼠径部)の痛みが特に多いです。
この鼠径部の痛みを医療ではグローインペインと呼んでいます。
グローインペインはスポーツの中では特にサッカーやアイスホッケーに多いと言われていますが、
実際には似たような症状が、スポーツをやっていない一般の人にも起こります⚽️🏒
そのような痛みを引き起こすのが「バッドグリッピング」という状況です。
どのような状態を指すのかというと、股関節の後ろ側の筋肉が硬くなってしまっている状態(筋肉や軟部組織が過剰に緊張を起こしてしまっている状態)です。
例えば、日常生活で長時間椅子に座ってデスクワークをしていたりすると座面とお尻の間で常に軟部組織(筋肉や脂肪)が圧迫されることになります。
そういった日常の積み重ねで身体の組織が癒着したり、筋肉が硬くなったりなどの現象が起こってきます🤔
このような「バッドグリッピング」が起こると、股関節の球体の方が前側にずれていき、股関節が滑らかに動けない結果、股関節を曲げた時や内側に捻る動きの硬さが出て、さらに痛みも併発することがあります。
股関節のチェック(セルフモニタリング)
では、股関節が滑らかに動いているか自分の身体をチェックしてみましょう❗️
仰向けで、片方ずつ膝を抱えるように股関節を曲げてみてください。
その際に股関節の前側(鼠径部)に違和感や詰まるような感覚があれば、綺麗に股関節が動けていないかもしれません☝️
普段全く痛みなどを感じない方も深く曲げると詰まるような感覚が出る方もいます😌
ぜひ左右差などもチェックしてみてください❗️
もし、違和感や詰まる感覚、痛みなどが出る方がいましたら、次のケアをやってみてくださいね👊
股関節の痛みケア
先ほども説明したように、特に股関節の後ろ側の筋肉が股関節前側(鼠径部)の詰まり感を引き起こしやすいのですが、ここからは実際に何をしたらいいかケア方法をご紹介します📗
股関節の後ろ側の筋肉は下の写真のようになっています。
構造としては表面に大きな大殿筋という大きな筋肉があり、それを一枚剥ぎ取ると奥に外旋六筋という筋肉があります。
その中でも特に硬さを和らげたい部分は黄色で示した場所です。
実際の肉体で説明すると、股関節の外側に手をおくと硬い骨が当たります。
この骨の裏側です❗️
ここを解していきます👍
手でも出来るのですが、手も疲れますしあまり効率的ではないので、可能であればテニスボールや市販の筋膜リリース用のボールなどをご用意いただけたらと思います🎾🎾🎾
テニスボールであれば数百円で買えるはずです☝️
股関節の詰まる違和感や痛みなどを抱える側の足を引っ掛けてお尻の下にボールを入れてフリフリお尻を動かして解します。
場所は先ほど指し示した部位を狙いますが、ボールが当たって痛い場所がまさに硬くなっている可能性があるので見つけたらその部位を重点的に行います。
張りが和らいでくると、ボールの当てている部位の圧迫感が減弱してくるのでそうしたら、やめて構いません。
もし圧迫感の減弱が感じられない場合は、上限を2分までにしてください。
面倒臭ければ2分間と時間を決めちゃってやっても構いませんよ😉
長時間の圧迫は神経や筋肉に炎症を起こさせる場合もあるのでそこだけご注意くださいね💕
さて、皆様やってみてどうでしょうか❓
もう一度セルフモニタリングで仰向けで片膝を抱えて股関節を曲げてみてください。
股関節の詰まり感が取れる方もいるのではないでしょうか❓
これで調子が良くなった方ももちろん完全に治ったわけではなく、詰まりが治ったのは一時的なもので、原因となるライフスタイルや動きの癖など、色々なものが関連します😏
そのため、また同じ生活に戻ると症状が戻ることも多いので、動きの改善や生活習慣の改善やトレーニングなども必要になってきます。
また、原因が違うところにある場合ももちろんありますので、悩む方は是非アローへご相談くださいね。
まず出来ることからやっていく❗️と考えて、バッドグリッピングを改善させるという観点でケアをやってみてもいいかもしれません。
股関節の痛みに悩む方、出来ることから初めて一歩前進していきませんか❓
是非ご参考にしてみてくださいね😊
ではっ👋
お知らせ
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加圧トレーニング×理学療法士双方の強みを融合したパーソナルトレーニングスタジオです🏋🏻️♂️
祖師ヶ谷大蔵、経堂駅から徒歩3分以内にあるため、
成城や千歳船橋、登戸など小田急線沿いの方もトレーニングに通っていただいております☺️✨