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良い姿勢ってどんな姿勢?

2021.04.07

こんにちは👍トレーナーの菅原です😊

アローの社員は先日健康診断がありました💕
健康診断が定期的にあると、自分の身体を見直す機会になりますよね〜

私も健診に向けて食事管理を数ヶ月間徹底していました。
でもずっと食事調整するのはとても大変なので、健診が終わってから一旦ガス抜きをしましたー

甘いものが大好きですのでっ🍦🍡🍩🍫

ただ、メリハリは大事です☝️

そのメリハリをつけるために、なるべくこの日にコレを食べるっていうのをカレンダーに書いておくんです。
どうしても甘いものがやめられないという方にはおすすめのやり方ですよ〜😄

さてさて、では本題に入っていきます。

アローのスタジオには猫背を改善したい、
腰痛改善のために姿勢を改善したい、
綺麗なボディーラインのために姿勢を改善したい

などなど、姿勢改善したいお客様も沢山いらっしゃっています😋

姿勢を改善することは、
腰痛や肩こりなどの身体の不調を改善することにも、美しいボディーラインを形成することにも繋がります。

また、綺麗な姿勢は「外見」になると思いますが、社会的にも良い姿勢ほど明るさや、元気さがみえ、周りに与える印象も好印象だったりして、仕事にも生きてくるかと思います。

では、そもそも良い姿勢って何なんでしょうか❓

良い姿勢の判断基準って何?

① 力学的基準
力学的に安定している事、静止姿勢(止まっている時の姿勢)が頭、胴体、手足などの重心が身体の中心に落ちているほど体が安定している✨✨

② 生理学的基準
疲れにくい姿勢✨✨

③ 運動生理学的基準
エネルギー消費量が少ないことがよく、最小の筋活動による姿勢であり、経済的効率がよい✨✨
(※健康的な姿勢ってこと)

④ 心理学的基準
心理的に落ち着いていること✨✨
姿勢は骨格構造や神経・筋の働きだけで規定されるものではなく、人格や情緒などの影響を強く受け、その時の心理状態を反映すると言われます。
(※不安な気持ちだと背中が丸まったり、楽しかったりワクワクしていると胸をはったりとか. . .☝️)
<Gardiner M.D.( 1964 The principales of exercise therapy )>
(1) 安定した心理条件 (2) 良好な健康状態 (3) 自然で自由な運動を行う機会が多い

⑤ 作業能率的基準
作業能率からみて効率が良いこと✨✨

⑥ 美学的基準
美的にみて美しいこと✨✨
①に近いですが、力学的にバランスの取れた姿勢は安定の美として視覚に映ずると言われています。それに加え、身体の各部分の距離や大きさなどの相対的比率から美しさの基準が決まるとされています。

このように良い姿勢と言っても、色々な基準があります😌

ですが、理学療法士のトレーナー目線から、これらの基準に沿った姿勢を考えてみると、実はそこまで大きな姿勢の違いはないのかなぁと個人的には思っています。

美的に美しい姿勢が、運動生理学的には悪い姿勢だとか、力学的に安定した姿勢が作業能率的に悪い姿勢か❓というとそうでもないかと思っています😏

私の考える正しい姿勢

姿勢をチェックする際に、身体の専門家として以下の項目を観察することが多いです。

□ 背筋が伸びている
□ うなじが伸び顎が引けている
□ 胸を張っている
□ 両肩は後ろに引けている
□ 下腹部に力が入ってる
□ 全身の筋肉に緊張がなくリラックスしている
□ バランスが良く安定している
□ 横から見た時に耳たぶ、肩、股関節、膝関節、足の外くるぶしのやや前が一直線上にある
□ 背骨が緩いS字カーブを描いている
□ 背骨が左右均等で曲がっていない

皆様はどうでしょうか❓
是非スマホで自分の姿勢を撮ってみると分かりやすいと思います😄

意外と真っ直ぐな姿勢の方っていないんです。
良い姿勢に見えてもよーくみると左右差があったり、重心が偏っていたりするものです💧
そもそも私なんかは、写真撮るってなっただけで余計な力が入ってしまいます。
(心理が影響してるってことです 笑)

細かいところをいうと身体の中身、内臓だって左右対象にくっついている訳ではありませんし😅

ただ、それが大きく崩れてしまうと、腰骨に負担がかかって腰痛が起きてしまったり、頭を支えるための首や肩周りの筋肉が硬直して肩こりになってしまったり、ひどい場合には頭痛になったり💦💦

慢性的な痛みがあると気持ちも落ち込み、心理状況によってさらに悪い姿勢になってしまったり💀💧💧

このような事って稀ではなく、ほんとにあるあるなんですよ〜😉

私はよく言っているんですが、姿勢っていうのは一瞬一瞬のスナップショットで考えるのではなく、動きとして捉えるべきと考えています💡

どういうことかというと、真っ直ぐに立ってじっとしている人の写真を撮ったとしても、立っている時は重心も動いているし、呼吸もしているってことです。
人間は動物なので、生きている限りは全く動いていないってことはありえません😓

なので、良い姿勢で一番大事なのは、日常生活の場面場面で、ちょうど良い姿勢がとれる身体の能力だと考えています。
椅子から立ち上がる時、歩いている時、仕事中、運動をしている時など、その場面でいかに良い姿勢がとれるか、だと思っています。

これを私は姿勢のコントロール力とよくお客様には言っています😌

良い姿勢の鍛え方

では、実際に姿勢のコントロール力を鍛えるには、何をしたら良いのかを、チョコっとだけご紹介します。

おそらく、硬くなっている筋肉をマッサージだけしても良い姿勢にならない方がいると思います😓

それはなぜかというと、マッサージして柔らかくなっても日常の動きの癖が抜けておらず、良い姿勢に調節出来ていないからだと思います❗️

そこで、
姿勢が気になる方にやっていただきたいのが、骨盤転がしと仙骨締めです。
骨盤は身体の中央にあり、上半身と下半身をつなぐ中継部分です。また、動きの発信源になる体幹のインナーマッスルも骨盤にくっついています。
ですので、この部分を上手〜くコントロールできれば自ずと良い姿勢をとれるようになります👍

骨盤転がし

●背骨と骨盤の動きを引き出すように、骨盤を丸めたり、起こしたりする動きを行います。
●骨盤の動きと一緒に肩甲骨を寄せたり、広げたりすると動きやすくなります。
●丸めて、起こすを1回として、これを20回ゆっくりテンポで行います。

仙骨締め

●左の写真:椅子の背もたれでも壁でも良いですが、手を支持物に置き、骨盤・背中を丸めます。
その際に「うんこを我慢する姿勢」と言った方が分かりやすいかもしれませんが、肛門を閉めるようにギュッとお尻を引き締めます。
●右の写真:なるべくお尻のギュッと締めたのを維持しながら胸を張っていきます。
●左の写真から右の写真への動きを10回。もしくは、家では気づいた時に何度も行うと良いと思います👌

このお尻をギュッと締める力(犬が怯えて尻尾を内側にしまうのと同じ形)が胸を張って行えるのが良い姿勢のトレーニング方法となります。

いかがでしたでしょうか❓
是非、姿勢改善したいな〜という方、肩こり・腰痛がある方、ダイエットしたいな〜という方にもやっていただきたいです😉

少しでも参考になれば幸いです。

お知らせ

トレーニングスペースアローは世田谷区の祖師谷大蔵、経堂にお店を構える
加圧トレーニング×理学療法士双方の強みを融合したパーソナルトレーニングスタジオです🏋🏻️‍♂️
祖師ヶ谷大蔵、経堂駅から徒歩3分以内にあるため、
成城や千歳船橋、登戸など小田急線沿いの方もトレーニングに通っていただいております☺️✨

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